『冬の蕾』-ベアテ・シロタと女性の権利 
岩波現代文庫(岩波書店)

A6版・204ページ

本体1.100円(税別)


戦前の日本女性は男性に従い、家と家族に尽くすことが宗とされ、選挙権も個人の自由もありませんでした。こうした酷な女性差別を変えようと、戦後の新憲法に「男女平等」を権利として加えた女性が、ベアテ・シロタさんです。この感動的なエピソードを、樹村みのりさんがわかりやすく漫画化しました。解説を担当したのが、田嶋陽子です。田嶋は女性差別の元凶である家父長制の流れについて述べたのち、今も引きずる男女差別について触れ、現代の女性たちに対して、自分の能力を高め、その力を自分のため、社会のために発揮してほしいとエールを送りました。それはまた、ベアテ・シロタさんの願いでもあるだろうと。

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